22.令和4年度路線価が発表
今回発表された路線価は、令和4年(2022年)1月1日以降に発生した相続における税額計算に使われる評価額なので、今年に入り亡くなった方の財産評価がやっと始められます。
毎年のことですが、「けやき相続相談室」でもドキドキしながら注視しています。
さて、埼玉県内の路線価は昨年より平均0.4%上昇(昨年は0.6%減少)となり、2年ぶりに上昇に転じました。
日経新聞では「新型コロナウィルスの感染拡大で経済活動が停滞していた21年に比べ、土地取引が活発化した」と解説されています。
県内の最高路線価は引き続き大宮駅西口で440万円(3.3%上昇)でした。
浦和駅西口も196万円(3.2%上昇)と県全体をけん引しています。
我々のホームである行田署管内ですが、コロナ禍のリモートワークの浸透や都心からの移住の動きが期待されたものの、下の表を見る限り多くの地点で減少が見られました。
県全体の発展から取り残されているような悲しさもありますが、納税者の立場からはホッとした方もおられるのではないでしょうか。