スタッフのご紹介
高野良平(税理士)
所属:税理士法人こうの会計(こうの経営グループ)
はじめまして。けやき相続相談室の高野良平と申します。
私は埼玉県加須市で生まれ育ちました。父は公認会計士として会計事務所を、母は高校教師として英語を教えていました。
もともと、家業は会の川のほとりで染物業を営んでいました。古い商家の中にたくさんの着物が所狭しと並べられていて、子供のころ親の目を盗んでかくれんぼをしていたことを憶えています。戦後、洋服が普及するにつれて染物業は衰退し、平成の世を迎えることが難しかったようです。南羽生から移り住んできた高野(こうの)という苗字は珍しいからでしょうか、昔を知る方から「高野染物屋」の思い出話を伺うことがあり、自分のルーツを再発見するようで嬉しく思っています。
大学入学を機に上京し、保険会社に就職して仙台の支店に勤務した後に地元に戻りました。税理士として登録してからは、父親の元で中小企業の会計・税務を中心に活動してきました。現在は相続税申告などを主な業務としています。
近年、各所で「相続」がクローズアップされるようになりました。「終活」やエンディングノートのブーム、また相続税法の改正、遺言、成年後見など。
常に社会のトピックになっていることもあり、書店に行けば、相続に関するありとあらゆる書籍が山積みされています。こうしたなか、誰もが法律や税についての制度概要や、相続手続に関する一般的な情報を入手することは難しくありません。
しかし、そういった情報は、こと自分に起こった相続の問題を具体的に解決に導いてくれるでしょうか。とくに、自分が抱える心配や不安を解消してくれるでしょうか。肝心なところになると、「専門家に相談しましょう」というアドバイスしか得られなくて、落胆している方も多いのではないでしょうか。
けやき相続相談室は、まさにそういう方々のために開設しました。
皆様の参考になるように、実際にあったケースをもとにした解決事例をできるだけ多く掲載していきます。また、相続の各場面で知っておくべきことや注意すべきポイントを具体的に掲載するようにしました。少しでも多くの方々に、このサイトを通じて相続にまつわる不安や心配を解消していただきたいと思います。
私は税理士ですが、税申告をしてそれで終わりだとは考えていません。円満な家族関係を保つための分割の在り方、二次相続を見据えたご提案、税務調査対応など、いわゆる「相続コンサルティング」とよばれる領域についても相続人の皆さまに寄り添って参ります。
今回、ご縁があり信頼できる弁護士、行政書士の方々と共にホームページを開設させていただくことができました。地域の方に、お悩み事の解決を通じて助けになることができれば、そして地域に必要とされる身近な存在になれたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
ヤモりん
加須市の相談所内に家族で住みつくヤモリ。好奇心が強いのか、時々みんなの仕事振りを注意深く観察している姿が目撃される。家守(やもり)とも呼ばれ、古い家を守ってくれる・・・らしい。