相続手続きには、様々な書類が必要となります。

その中でも、戸籍の附票と住民票には似通った内容が記載されている書類で、戸惑うことがあったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そもそも戸籍の附票というものをご存じですか？

私はこの仕事を始めるまで知りませんでした。

そこで、今回は戸籍の附票と住民票の違いについて取り上げたいと思います。

戸籍の附票と住民票の基本的な違いは、

　戸籍の附票　⇒　その戸籍が作られてから現在もしくは除籍されるまでの全ての住所を証明するもの

　住民票　　　⇒　現在の住所を証明するもの

となり、請求先も異なります。

それ以外にも下記表の違いがあります。




私たちが実務で使用するのは基本的に住民票ですが、

登記簿謄本に記載された住所地が違っていたりすると、
戸籍の附票を取り寄せていただくこともあります。

戸籍の附票を見ると、転居した軌跡がたどれます。

今までに、転居をされたことがある方は「住所の変遷」がたどれ興味深く
感じられるかもしれませんね。